忠告

 

この作品での亜久津は力の限り壊れております

 

その為、キャラ壊れ度100%占めておりますゆえ

 

ご理解の上、さらにご注意ください(え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ある日、風邪で貴女は風邪の為

休んでしまいました。

さて、学校では、何があるでしょう?

少し見てみましょう☆

 

 

 




校舎裏にて…

 

 

 

校舎裏では在り来たりのカツアゲが

執り行われておりました…


「おいおい!テメェ!金まだあんだろ!!」



「俺等に刃向かう気かよ!!ぁあ!?」


「ごっごめんなさっ…」




そんな時!『ザッ…』と、太陽の光を背に、誰かが現れた…




「…………………」



「テメェ邪魔する気か!?

つーか逆光で面(つら)見えねぇんだよ!!」



スーパー○ン気取りかぁ?ぁあ!?

だったらサインしろやぁ!!」



「何なら
ミルキー食べさせたろーかぁ?

お母さんの味思い出させたろーかぁ?ぁあ!?」



「(なっなんで!?)」


「…………………」



「何か喋れや!!」




ヤンキーAが顔を覗き込む…




「っあああああ亜久津さぁぁあぁぁん!!!」



「ぇえ!?すすすすすすみません!!!」



「……………………」



「「…………?(汗)」」




いつもなら…

がいる時なら亜久津はいつも通り喧嘩をしていただろう…しかし…




「………………どけ」



「「あ……はい…」」




亜久津の前を開け

亜久津はそのまま力無く歩く…(つまりフラフラしてます)



「「……助かった…?
………………テメェ!!」」



「いきなりぃ!?」

 

 

 






…屋上にて…

 

 

 







「………………」



「…亜久津〜?」



「………………」



ちゃんいなくて寂しいんでしょー♪」



「………………」



「………え〜と…………亜久津……?(汗)」



「…………………」



「(あっちゃ〜…これは…これは…)」







キヨは困ったように亜久津を見る…






「あ〜く〜つ!!!」


「…………………」







何度呼んでもボー…としていて魂が抜けているようだ…

実際亜久津の頭から白い何かが抜けようとしている…







ちゃん…今日休みだからなぁ〜…」



「…………………

…………………俺が…」



「……ん…?」



「……………俺が…悪い…のか……?」



「…のか?って……なんかやっちゃったの?」



「……………昨日……」



「…昨日…?」







亜久津の言葉を繰り返す







「………昨日………」



「だから昨日どうしたの!!」



「………………家まで……遅れなかった…」

 



「……………………………………………はぃ?」


「…寄りたい所が…あったんだ……」



「そ…それで…?(汗)」



「俺が…それを言ったら…『先に帰ってる』つって……」



「帰らせたんだよね?」



「……………ああ……」



「……で?それがどうして亜久津の所為?」


「最後まで送れば…………………あいつは……」



「風邪をひかなかったと……?(汗)」



「………………っ」



「わー−!!!ごめっ泣かないでよっ!!!

亜久津の所為じゃないって!(…て、ああ!!Σ(・△・)膝抱えてるしっ![の]の字書いてるしっ!)」



「ブツブツ…どぅせ……鳥頭……肺…真っ黒……」



「(なんか鳥頭とか言ってるしー!?)大丈夫だってば!!

汗)何なら帰りにちゃん家に寄ろうよ!!ね!!!」



「………………コクリ…」




目に涙を溜めながらコクリと頷く…




「(……ちゃん……こんな亜久津…

絶対知らないだろーなぁ……)」



実をいうとが休む度に亜久津は壊れていた…

要するには亜久津の止め金なわけで…

さてここで、亜久津の心の扉をそぉっ……と、覗いてみよう

 

 

 

 
































































 

 











はい、壊れています。

寧ろ怖いです。

“何も見なかった事にして”ソッコーで扉を閉めましょう。


そして貴女は何も見てません。


『え…でもって』


いいえ、見てません


『でも…さっき…』


さて、授業が終わり二人での家に向かっています☆


『…無理矢理話そらしたよ…』


はい、お二人に話を戻します☆







ちゃん大丈夫かなぁ〜?」


「平気だろ、あいつなら………」



「そーかなぁ〜?

…喉が痛くて喋れなかったりしてー…なんて」




『なんてね☆』と、亜久津に向かって言おうしたが

亜久津は何故かいなかった…






「え…?あれ!?亜久津!?どこ行って…」







周りを見回すと、目の前にあるコンビニのガラスの向こうに…


 




「いたぁー−!!!!てか、なんかいっぱい買ってるーー!?」




 

 


驚いている間に亜久津がコンビニから
有り得ない量が入っているコンビニ袋

(何かが破れんばかりに入っている…というか伸びきっている袋)を持って出てくる…




「えっと…亜久津?(汗)何を…買ってきたの?」





そう聞くと破れんばかりのコンビニ袋をス…っと差し出し、開く…そして一言



 





「……プリン……」

 

 










…………………と、







 






――「プリン」――






 




……………と、




 







――『プリン』――



…………と!!!!





「…プ…プリン…?(マジで?)これ…全部…?(滝汗)」





「…………コク…」





「(ちょっちょって待って!?

確かにプリンは喉が痛くても食べやすいし

風邪ひいてる時には良いかもしれないけど、
何この量!?

どれだけ食べさせる気!?てか、どれだけ休ませる気!?

いや、その前に亜久津はどっからこの金を!!?

と言うより店のプリン買い占めたの!?)」

 


「おい、どうした?行くぞ?」



「う……うん……」




…………ああそっか、亜久津は常識外れなんだね☆

……て、思う以外逃げ道はないと思う………


すれ違う人達が凄い顔で…寧ろ何か恐ろしいモノを見るような顔で通り過ぎて行く……

当たり前だよね…亜久津、眼飛ばしながら歩いてるのに持っているのは…











 

 

 

 





…プリン…




 

 

 

 
















そりゃぁ変な目で見るよね…と言うか
俺も亜久津の隣を歩きたくない……



「…………ん…?」





そんな事を思っていると、ふと、亜久津の持っているビニール袋に目が止まる…




「(なんで目が止ま…)

…………………………………………………
あああああ亜久津ーーー!!!!!」



「あ゛?」



「てててて手ェー!!」



「ぁあ゛?手がどうし」



そう言ってビニール袋を持っている手を上へ動かす…




「わーーーー!!!動かさないでーーーー!!!」






……同時だった……





プリンの重さに耐え切れずビニールの取っ手の部分が……








 




ブチン



 













「切れたぁーーーー!!!!泣)



ビニール袋がドサッっと落ちて中にあったプリンが転がっていく…

…そこは生憎にも坂だった…


「ぇえ!?さっきまで普通の道だったじゃん!?」




坂です。




「なんで!?」



しかもめっちゃ急です。


「だからなんで!?」


さて、
レーシングカーが走る勢いで前方を転がって行きます。さぁ、追っ掛けて(・ワ‐)⌒



「レーシングカーって…ぁあもうっ!!」




亜久津と一緒に猛スピードで坂を駆け降りる

愛しい…愛しい…プリンを追って…





「ちょっ!?誤解を招くような言い方しないでよ!!っ亜久津!」


「………………」




無言でスピードを上げて転がっているプリンを拾い上げていく…

千石も追い付いたものから拾う



「後一個!!」




二人の前をプリンが転がっていく




「どんどん速くなってる!!(というか、どんだけ長いんだよこの坂!!)」



「…ゼッテェ……勝つ」


「何に!?」




亜久津は一段とスピードを上げ、プリンに後少しで手が届きかけた時…



「!!っ亜久津!ストップ!」



目の前に十字路が現れる




「…届」




『届く』と手を延ばして掴もうとした瞬間








 

 

 

 

 

 

 

 

 


















プップーーーッ!!!
グシャッ…


 

 

 

 


























「「………………」」


目の前には無惨に潰されたプリンが一つ…



「クッソォ……っ」




亜久津は両手を地面に着き地面を殴る…



「…………………」




千石は………泣いていた…千石の心の声を直訳すると

『ああ…僕等のやっていた事って…』

と、やっていた事の無意味さに涙が出る…



「「……………」」



ほぉって置くと話が進まないので強制的に話を進めましょう

取っ手の切れたビニール袋に無理矢理拾ったプリンを入れ、両手で破れている取っ手を持って歩く…

ひかれたプリンは……花を添えて置いた…僕じゃなくて亜久津が…






やっとの事での家に着く…

15分位で着く筈の所を約一時間かかった…





「やっと…着いた…」







疲れきった体でインターホンを押す




ピーンポーン…





『ガチャ……はぃ…どちらさまですか…コホ…』



「あ、ちゃん?俺俺☆」



『……俺俺詐欺…?』


「Σ違っ!!キヨだよ!!あと亜久津もいるよ☆」


『コホ…本当?入っていいよ☆

…て、鍵開けるから待ってて。…ケホッ………ガチャ』




少し経つとドアの鍵が開く音が聞こえる




「やっほぉ〜〜…」



「だ…大丈夫?(汗)」



「うん、中…入って…」




顔が赤い…辛そうだ……

まず中に入ると亜久津の持っていた異常な数のプリンを机の上に置く





「……………あっくん…キヨ…これ何…?」



「…プリン…なんだけど、これ買ったのは…」




『亜久津だよ』と言おうとしたのを…




「千石が買いやがったんだ…しまっとけ」





と、亜久津が………





「え!?これ買ったのはっ」




「もぉ〜キヨ、こんなにいらないのに〜(笑)

食べきれないよぉ…コホ…アハハ☆」





あぁ…僕が買った事になってる…

…もぉ弁解は無理だなぁ…





「一旦お前は上で寝てろ……なんか…持っていく」


「あ…うんv…ありがと☆…ケホ」



「あ、僕が上まで着いて行こうか?」



「うん、ヨロシク☆」




は先に階段に向かう



「…千石」



「…ん?」



「あいつに何かしやがったら… 」


「大丈夫だって(汗)上で待ってるよ(^_^;)」




冷汗をかきながらに着いて行く…

階段を上がっての部屋に入るとはベットに座る




「寝なくていいの?」



「うん、あっくん…すぐ来ると思うし…

あれ?学校終わってから結構経ってるよね…コホ…何かやってたの?」



「…………ちゃん…………」



「は…はい…?」




ガシッとの両肩を掴み…




「お願いだから……」


「お…お願いだから…?」



「………休む時は教えてクダサイ………(泣)」



「は……はい……(?)」




キヨはこの時思った…





が休んだ時は…





自分も休もうと……




何も知らないは、





「な…何かあったのかな……キヨ…(汗)」





と、首を傾げていた…















…終われ



 

 

 

 

 

 

 

 

〜あとがき〜

えぇっと…壊れたあっくんを書きたかったといいますか…

ギャグを書きたかったといいますか…

その…

 

 

 

 

ゴメンナサイ

 

 

 

 

 

 

謝ってすむ事ではないでしょうが…

しかも終わり方おかしいし…

とにかくキヨが災難だったと言うことだけッスね…(汗)

亜久津好きの皆様、本当にすみません(==;)