私は(多分)普通の中学生!のハズなんだけど…
皆さんから追っかけられてます。
え?誰からだって?そんなの決まってるじゃないですか…
あの《氷帝テニス部レギュラー》の皆さんです。
何故追っかけられているのか自分でも解らない…てか、誰か教えて…(泣)
私は只、部活が終わって帰ろうとしたとき、いきなり皆が追っかけてきて
私は反射的に逃げてしまったのが事の始まりで…
未だ鬼ごっこのように逃げ回ってます…しかも鬼が多い…
鬼8:人1ってどうゆう割合よ!せめて鬼9:人1に…(ますます不利だろ!!)
だって合わせて10にしないと!!(そうゆう問題じゃない…)
とにかく、だだっ広い校内をひたすら走り回ってマス…(汗)
「はぁっはぁっ…なっ何で私が追っかけられなきゃいけないのよ!(泣)」
只今私はひっそりと音楽室に隠れてます…
と言うより、私何にも悪いことしてないんですよ!?
そりゃあ…榊先生のズラ疑惑とか榊先生の不倫疑惑とか流したりはしたけどさ…
それ“ぐらいで”追っ駆け回される筋合いはない!!!(十分あると思うが…)
「もぅっ…バト●ワとかリ●ル鬼ごっことかじゃないんだから
こんな事させんなよ作者!!!!」
無・理vv
「(畜生殴りてぇ!!!)」
言葉使いの悪くなってきたの居る音楽室のドアが静かに開き、誰かが入ってくる…
「!?(誰!?つか入れんなよ!!)」(だから無理ですって)
「さーん、もう追っ駆けたりしませんから出てきて下さーい!」
「(チョタだ!…でも、信じて平気なのかな…)」
何故そう疑い深くなっているかと言うと他の人に会ったとき
危ない目に遭ったからである…
そりゃもう人に言えないような事が多々…
「(されてねぇよ!!!)」
「さーん!おーい!!」
は物の影から長太郎をこっそり観察する…
「(本当に大丈夫かも……ん?)」
チョタのもとへ出ようとした時、はある物の目が止まる
「(なんだろあれ…紐…?いやっ違う!紐は紐でも縄だ!
やばい!S○プレイする気!?逃げなきゃ!!)」(どうゆう発想だ)
は長太郎の隙を突いて窓から逃げ出すと中の様子を窺う…長太郎は気づいていないようだ
「次…どこに逃げよう…。てか、誰か捕まえて理由聞かなきゃやってらんない…
……と、すると……がっくんだ!!」
は岳人を探しに腰をかがめながらベランダを進む…
一クラスずつ覗いて行くと…
「がっくん発見!!」
は岳人が窓際に来たのを見計らって
ベランダへ引きずり込む…
「うわっ!…いってー!何なんだよ…って!?」
「(ニッコリ)がっくん、何をしてるのかなー?
とっっっっても理由が知りたいなーv」
と、黒い笑みを浮かべたに岳人は一瞬怯えた後
すぐにの腕を掴み焦った様子でを引っ張る…
「…どうしたの?」
「説明はあと!!
とにかくあいつ等から逃げっ!…っ…」
「…がっくん…?」
岳人はの後ろを見て固まる…
どうしたのかと、も後ろを向くと
「……侑士…?」
私の彼氏…侑士が息を切らして窓の前から
見下ろしていた…
「…こんな所におったんか、岳人と一緒に…」
岳人は侑士を見たまま怯える…
「だって皆が追っ駆けてくるんだもん!!
あっそれよりがっくん、誰から逃げなきゃいけないの?」
それを聞くと岳人はますます怯えた表情をする…
「…逃げる?誰から逃げるんや?
…俺も聞きたいわぁ…なぁ、岳人?」
岳人はと侑士から目線を外すと
押し出すような声で
「なっ…何でもねぇ…。」
「え?でもさっき……」
「、岳人が何でもないゆうてるんやから…
そや!思い出したわ!
、急がんと見つかるかもしれへん!
俺と一緒にはよ逃げよ。」
そう言って侑士がの手を引いて
連れて行こうとした時
「あっ!ちょっと待っ!!」
と、引き止めるが
「なんや岳人…
言いたい事でもあるんか?(黒笑)」
「いっいや…なんでも…(汗)」
「そうか?ほな、行こーか♪」
「うん、あっがっくん!
頑張ってそいつから逃げ切るからー!!
まったねー!!」
「あっあぁ…(汗)
(もう逃げるのは無理だと思うぞ…)」
嬉しそうに手を振るに
岳人は顔を引きつらせながら手を振り返す…
生きて帰って来いよ…と、言う意味を込めて…
「ねぇ侑士、誰から逃げなきゃいけないの?」
「それは、もうすぐ解るから
もう少し待っててや…」
は頷き、そのまま侑士に付いていく…すると
「!今すぐそいつから離れろ!!」
跡部が飛び出してきた
(ポケ○ン!!?)
「え?跡部!?(ポ○モンみたいに飛び出して来て)
どうしたの!?」
「どうしたじゃねぇ!(つーか○ケモンじゃねぇ!!)
早くそいつから離れねぇと……」
侑士はそんな跡部を見ると
を自分の方に引き寄せ
後ろから抱きしめる
「離れないと、何なんや?跡部…」
は話の内容が解らず
「ねぇ、二人とも何の話をしてるの?」
と、キョトンとした顔で聞く
すると侑士はフッっと笑い
「そんなに教えてほしいんか?」
「(?)う…うん。」
「そんなの聞く前に早くこっちに来い!!!」
焦る跡部を尻目に侑士は話を進める
「それなら……」
チュッvv
跡部の前で軽いキスをする
「なっなっなに!!?///
それとコレと何の関係があるの!?///」
は赤面しながら二人を見る…と、
跡部は「クッソ…」と、悔しがっていて
侑士は「よっしゃ!やったわー!ほんまに良かった!!」
と、喜んでいる…
「ちょっ何!?どうしたの?どうゆう事!?」
「そぅ急かすなて♪
理由はやな……」
それは、今日の部活が終わり
部室でと侑士の話が出たことから始まった…
皆、侑士はの彼氏には合わないといい
跡部が侑士に対してこんな話を持ちかけた…
『なぁ、忍足…。この中で誰よりも早く
にキスした奴がに合ってる奴にしねぇか?』
だが、それに賛成したのは侑士だけで、他のレギュラーは…
『の賛成なしじゃ…』
と、反対したらしい…
「…じゃあ、チョタが縄を持っていたのは…」
「それは俺らを捕まえようとしてたんやな」
「じゃああの時、亮が私を調理室に押し込んだのは…」
「調理室?…ぁあ、多分その時この俺が階段を上がって
その階に来そうだったからだろ」
「ジロちゃんが私の口を手で塞いで
隠れる様な事をしたのは…」
「それは俺がそっちに
近づいてきたからやろ?」
「…樺地君と日吉君が廊下に立塞がったのは…」
「「それは多分俺等が二人がかりで探してて
か俺たちの行った方に行こうとしたからだろ(やろ)」」
「……………………」
はテッキリ、皆が自分を
捕まえようとしているのかと勘違いをしていた…
「……………………」
「…どうしたんや?。」
下を向き、沈黙したに侑士が声をかけると
は下りの階段へと歩き出す
「!?おい!どうしたんや!?」
は答えずに階段を下りていく…
侑士は急いで追いかけ、
踊り場から次の階段へ進もうとしたの腕を掴む
「!待てや、ホンマにどうしたんや…
さっきの事怒ってるんか…?」
そう言ってを振り向かせる…
「…?」と、名前を呼ぶと
は侑士をキッと、睨みつけ
「もし…もし、跡部にキスされてたら
どうするつもりだったの!?」
は目に涙をためて侑士を睨む…
侑士はの涙に顔を見たまま固まる
「……っ」
何も言わずに立ち去ろうと
侑士に背を向けたを侑士は慌てて抱き寄せる
「…ごめん、ホンマにごめん…」
「……誤るんなら…どうしてこんな賭けに乗ったの?
…理由を教えてくれなきゃ許してあげない…」
その言葉に侑士は照れた様に目を逸らし
ため息を吐くと抱きしめる力を強める…
「っ〜〜〜///……乗りとか…
…そうゆうのじゃないんや…///
只…あいつ等…特に跡部が言った言葉に…
ついカッとなってもうて…」
「跡部が言った言葉…?」
「……『お前じゃには絶対合ってねぇよ
俺の方がずっと良い』って…
それでしょうもない跡部の賭けに乗ってもうたんや…
…それに」
「…それに?」
「それに、この頃…跡部とよう話してるやろ?
…その事もあって少し…不安だったんや///」
「そう…だったの?ごめんね…勝手に勘違いして
怒ったりして…でも」
「でも?」
「でも、嫉妬してくれたのは嬉しかったかな?///」
と、少し照れながらは侑士に微笑む…
「……許してくれるん?」
「うん♪仲直りv」
「そう…やな…
じゃあ、今夜は仲直りのお祝いに
楽しもうな♪」
その瞬間、の動きが
ピタリと固まる…
「な、♪」
「………っおおおおお祝いは
しなくてもいいんじゃない!?(焦)」
「いや、せっかく仲直りできたんやからvV」
「いいっやらなくていい!!」
「ほな、行こか(ニッコリv)」
侑士は問答無用と言う様にを抱き上げると
階段を降りていく
「離して侑士!!!
っっだ…誰かー!!!!」
…廊下には
の声が悲しく鳴響いたという…。
〜あとがき〜
いえ、もぉ、ごめんなさい(汗)
わけが解りませんね…
ひとまずヒロインの思考回路が一部ヤバイですし…
昔書いてあったのをアレンジしたモノですので
ますます可笑しいです…
こんなモノを最後まで読んでくださって
ありがとうございました(泣)