拍手リクエスト
―仁王夢―
「あ!仁王〜ッ!」
「なんじゃ、そんな大声で…」
「はい!」
「…は?」
「どーっちだ☆」
差し出された、二つのこぶし。
恐らく、どちらかに何か“当たり”が入っているのだろう…
「…この仁王雅治に賭け事を挑むとは…
何か仕掛けでも隠してあるんじゃろ?」
「なっ!?この正々堂々とした勝負に
そんな卑劣な真似はしないよ!」
「正々堂々って…どこがじゃ…。
……まあいい。
売られた勝負、買わなきゃペテン師の名が泣くけぇ…
その勝負、受けて立つぜよ。
…で、当たりは何なんじゃ?
飴か?それとも両方カラか?」
「だからっ両方カラっぽとかじゃないから!
……一応…。」
「…その、一応ってのはなんじゃ?
ますます怪しいのぉ…。
本当に正々堂々なら、中にある物言ってみんしゃい。」
「ぅっ……その、片方は、飴…。」
「じゃあもう片方はなんじゃ?」
「……………けん…」
「ん…?」
「ツ――私からの告白券!!」
――ペテン師への挑戦状――
(……それは…絶対負けられん勝負じゃのぉ…)(…へ?)
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リクエスト「仁王夢」
みかん様、リクエストありがとうございました☆
そして遅くなってしまい、すみません!
仁王夢は書くの初めてなんで…上手く書けているかどうか(汗)
何より口調が難しいですね…仁王、私も大好きなんですけどw
それでは、拍手ありがとうございました!!